公演・イベント情報

令和3年7月21日(水)~9月30日(木)

二上山博物館

令和3年度 第2回企画展 香芝の大和武士ー岡氏と万歳氏-

戦国時代(15~16世紀)の香芝市は、中世土豪の岡氏が市内西部を、万歳氏が市内東部を支配しており、田畑の用水をめぐってたびたび争っていました。令和3年度第2回企画展は、この岡氏と万歳氏に焦点を当て、「岡氏居館跡」から出土した遺物や、万歳氏配下の民家に伝わる「天正枡」等、それぞれのゆかりの資料を展示します。
逢坂周辺には「城ノ前」、「土イノモト」など、城郭関連施設を連想させるような小字名があり、「岡氏居館跡」から中世の土器や陶磁器、宋銭、鉄滓などが出土し、濠跡や柱穴が確認されています。一方、天正枡は、市内の民家に代々伝わるもので側面に「天正二年甲戌」(1574年)、「十一合枡」とあり、農民から年貢を徴収するための納枡として使用されていたと考えられます。県内では法隆寺と薬師寺に同様の枡が残っており(共に国重要文化財)、戦国時代の量制史を考える上で貴重な資料であることから平成15年2月に市有形文化財に指定されました。
なお、今回の展示資料は全て初公開の資料になります。

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